映画『グリーンブック』あらすじ・解説・レビュー

こんな方へ
・劣等感や悩み事を抱えている人
・人生が楽しくない人
・つらいことがあった人
〔 こんな方は控えてください… 〕
・淡々とした映画が苦手な人
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作品情報・あらすじ
- 作品名(原題):グリーンブック(GREEN BOOK)
- 制作年度:2018年
- 上映時間:130分
- 監督(制作国):ピーター・ファレリー(アメリカ)
- 主な受賞歴:アカデミー賞(作品賞・助演男優賞・脚本賞)
荒くれ用心棒と天才ピアニストの友情と成長の感動実話
1962年、ニューヨーク。
イタリア系白人の中年男、トニー・バレロンガはナイトクラブ「コパカバーナ」で用心棒として働いていた。確かな腕っ節とずる賢い頭を持つトニーは、荒くれ者が集うナイトクラブの中でもちょっとした悪さをしながら小金を稼いでいた。
そんなトニーも、家族のことは何よりも大切にしていた。美しい妻ドロレスと二人の子供、そして親戚が集う家の中で幸せな日々を送っていた。
しかし、トニーの収入源となっている「コパカバーナ」も、改装工事のために2ヶ月の休業となってしまう。
家族を養うトニーは固定費の支払いに困るが、収入を得る先と言えば大食い競争の賞金ぐらい…
そんなある日、ある「ドクター」が運転手を探していると紹介を受ける。
半信半疑で面接に向かうと、会場はなんとお城のような豪邸。そしてそこには、ドクター・シャーリーという黒人のピアニストが待っていた。(以下、通称「ドク」)
ただでさえ、意味もなく”黒人嫌い”だったトニーは、洗練された佇まいで貴族のように振る舞うドクに抵抗を感じる。
仕事の業務内容を受けたトニーだが、その内容がまたハードだった。ディープサウスと呼ばれるアメリカ南部のケンタッキー州などへ2ヶ月間のツアーに同行するため、2ヶ月間は家に帰れないということ。また、運転の他にドクの洗濯や靴磨きなどの身の回りの世話まで全て請け負わなければいけないことを知り、週給100ドルを125ドルに上げろと交渉する。
ドクがそれを拒否することで話は決裂するのだったが、トニーの用心棒としての評判の良さを聞きつけ、翌日にドクはその交渉を受け入れる。
そうして、イタリア系の荒くれ用心棒のトニーと、黒人の天才ピアニストのドクの長い旅が始まるのだが….
本作『グリーンブック』は実際に存在する人物を描いた実話の物語。今以上に差別が激しかった1960年代の黒人の苦悩と葛藤を繊細に描く。実在するトニーとドクは2013年に他界したが、亡くなる前までずっとその友情は続いていたとのこと。扱うテーマは真面目な題材ながらも、反骨心をあらわにするのではなく人が持つ暖かい人情や笑いで乗り越えていく。そのため、コミカル且つテンポよく物語が進んでいき、最後まで気持ちよく見ることができます。第91回アカデミー最優秀作品賞を受賞している名作で、悩みがある人や人生に前向きになれない人には是非オススメしたい一作です。
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解説・レビュー ※ネタバレ含む
人は自分を映し出す”鏡”である

本作「グリーンブック」は人の幸せ、そして人生の本質について触れている。
主人公のトニー。彼はとにかく”見栄え”が悪い。
典型的な荒くれ者で、頭にきたらすぐに暴力を振るう。口も汚く差別用語を使う。所作もガサツで、ご飯の食べ方も運転の仕方も最悪だ。
ずるいことも平気でできる。ナイトクラブ「コパカバーナ」では金持ちを騙して、お金を得ることが日常茶飯事のようだ。
しかし、トニーは家族を心から大切にしている。誰よりも愛している。
日頃の行いは決して良いとは言えないが、荒稼ぎをしても女遊びや賭け事に使うわけでもなく全てのお金を家計に入れる。何を隠そう、ドクとの旅に出たのも家計を維持することがきっかけだった。
長旅の間は家族のことを思い続けて、妻と約束した手紙も律儀に描き続けた。
彼は、多少の悪いことをしようと、その分誰かのことを想っている。
だから、彼は家族にも愛されている。
面白いことに、本作の中ではトニーと逆に描写されている人たちが数多く登場する。
それは、ドク(黒人)を差別をする白人達。それも富裕層の者達だ。
彼らは「笑顔」で差別をする。
見栄えを良く保ちながらも、心は全く逆の方向を向いている。彼らは、笑顔を振りまきながらも、黒人は白人のトイレを使ってはいけないと平然とドクに告げる。
作中、トニーとのある掛け合いの中、痺れを切らしたドクは言った。

金持ちは教養人と思われたくて私の演奏を聴く。その場合以外の私はただのニガー。それが白人社会だ。その蔑視を私は独りで耐える。はぐれ黒人だから。黒人でも白人でもなく、男でもない私は何なんだ?
ドクター・シャーリー セリフ原文ママ
本当の自分のことを見ずに、社会の体裁だけを気にして特別扱いされ続ける天才ピアニストのドクは苦しみ続ける。
ドクの内面が浮き彫りになるシーンがもう一つある。
旅の途中で車が壊れた時に、トニーが黒人たちが働く農場の前に車を止めた時だ。トニーが車を修理する中、ドクは車から降り農場を不安そうな表情で見つめる。その不安そうな表情には、白人からはひどい差別を受ける一方で同じ黒人のように貧相な暮らしをするわけでもないドクの罪悪感と孤独が現れている。まるで、誰かのことを裏切った人間のように…

そんな、不安と孤独と戦うドクターを救ったのはトニーだった。
本作の魅力、そしてトニーの素晴らしいところは、差別という変えることのできない高い障壁に対して、憎悪や反発を向けるのではなく、笑いや人情の力でのり越えていくということだ。
それは表層的な作り笑いではなく、心からの笑顔だ。
トニーがリードするドクとの掛け合いは、いつ見ても自然と笑顔になれる。
トニーは妻への手紙の中で、こんなことを書いていた。
今夜ドクが弾くピアノを聴いた。黒人っぽくなくリベラーチェのようでもっと上手い。あいつは天才だ。車のバックミラーで見る彼はいつも何かを考えてる。それが天才なんだろうが楽しそうじゃない。
トニー・バレロンガ セリフ原文ママ
一見、何も考えていないかのようなトニーだが、彼はずっとドクのことを気にしていた。
しかし、変に深入りすることも、ネガティブなことを言うわけでもなく、純粋に”笑顔”の力でドクを変えようとする。
そんなトニーに、ドクも心を開き始める。本当に心を許せる”友”としてトニーを迎え入れるのだ。
そして、この物語は印象的な結末を迎える。
旅を終えた二人は、クリスマスイブに故郷に戻る。
多くの親族が待つ質素な家に帰るトニー、誰もいない大豪邸に帰るドク。
まさに、本当の「幸せ」とは何かを表しているような対照的な絵だ。
そして、ついにドクターはトニーの家にやってくる。トニー以外知り合いのいない白人だけが集まる家に、不安そうな表情で上がるドク。
しかし、トニーの親族たちはそんなドクを暖かく迎え入れます。そして、最も美しいラストシーン。
トニーの妻ドロレスが、トニーが送っていた愛情あふれる手紙はドクの仕業だということを見抜いていることを告げて、この物語は爽やかに締めくくられる。

ここで重要なのは、ドロレスもまた、トニーのように相手に対して誠実な人間であるということ。黒人ということだけではなく、ドロレスにとって初めての相手に何の疑いもなく心を許したのは、愛するトニーが信頼している人間だからこそ無条件に相手を信頼したのでしょう。
「人は鏡」という言葉がある。
”相手に対する気持ちや思いやりは返ってくる”という意味だ
相手に対して嫌な気持ちを持っていると、相手も自分に対して嫌な気持ちを持つようになる。人に対して誠実であれば、自分もまた誠実に接してもらえる。
これは、「自分の感情は相手に伝わりやすい」という心理学的な裏付けもある。
どんなに笑顔で取り繕おうと、人は表づらだけで騙されるほどバカではない。そして、それに気づいていないのは自分だけなのだ。
人から愛されたいのであれば、まずは自分から愛すことだ。
社会に出ると、付き合いが増える中で自然と愛想を振るまえるようになる。
感情と逆の表情を作り、社会の中に自分という一人の虚像を作る。
うまく生きていく上ではそれも必要なことかもしれない。
しかし、本当に大切な相手と対峙する時、誠実さだけは失ってはいけない。
本当に人を動かすのは打算ではなく心の繋がりだ。
人は賢くもあり、暖かい生き物である。それだけに、何かを得るには自分から与えることが必要なのだ。
集合体の中で生きていくことは本当に難しい。
うまくやろうとするが故に、人生の本質を見失ってしまう。
しかし、人は一人では決して幸せになることはできない。
そんな人の難しさや温もりを『グリーンブック』は優しく教えてくれます。
”勇気”ある行動が人の心を動かす

本作のもう一つのメッセージ。
それは、いくつになっても人は変われるということ。
そして、勇気が人の心を動かすということ。
ある意味、トニーもドクは固定概念の塊のような人間だ。
トニーは、妻ドロレスが招き入れた黒人の工事員が使っていた家のグラスを捨てるような超のつく差別主義者。
ドクは、辛い経験をしすぎたが故に全ての人のことが信じられなくなっている。
そんな二人が”出会い”によって徐々に変わっていく姿が本作の魅力の一つである。
印象的なシーンがある。
作の途中、トニーとドクは田舎の警察からひどい扱いを受ける。
「黒人の夜間外出禁止令」を理由に、旅中の彼らは警察から止められる。訳を説明したトニーだったが、警察は一切の聞き耳を持たず、ついにはトニーにまで差別用語を放ちはじめる。それに逆行したトニーは相手を殴ってしまう。
暴力により連行されるトニーだったが、何故か何もしていないドクまで一緒に牢屋に入れてしまわれるのだ。
最終的にはドクの人脈を使いことなきを得たが、第三者から見ても警察の対処や態度は本当に腹立たしく不快な出来事だ。ましてや、これが実話だというのだから、本人達にとっては腸が煮えくり返る思いだろう。
そして、作の終盤に警察は再び登場する。
トニーとドクが心からの友となり、ようやく全てが良い方向に進み始めた矢先、警察がサイレンを鳴らし後ろから追ってくる。
私を含め、多くの人が同じ感情を持っただろう。「またかよ!」と
ところが、その警察は単にトニー達が乗る車のタイヤがパンクしていたのを心配してくれただけで、更には豪雪の中でタイヤを変えるのを手伝ってくれる。
これが固定概念だ。
こんな出来事だけでも、人は何かを決めつける。本当は皆が悪い訳ではないのに、「警察」という一つの括りにまとめ、確認もせずに罪もない人間に対し苛立ちを覚えてしまう。何か嫌なことをしてくるのではと構えてしまう。
それほど、人は固定概念にとらわれている。
そして、本当の相手を知りもせずに、互いを憎しみ傷つけ合う。
しかし、固定概念を振り払うことは簡単でない。
言い換えれば固定概念は”学び”だ。良いことも悪いことも、それぞれの事例を鎧のように身体にまといながら私たちは大人になる。
それほど、人が変わるということは難しい。
ましてや、今の生活に心地良さを感じている人間ほど、その意識を変えることは難しい。
変える必要がないと思っているからだ。差別にしろ、いじめにしろ、大多数の中に属していれば自分に被害が及ぶ可能性は低い。
途中、演奏団の一人のオレグが、ドクが南部ツアーにこだわる理由をトニーに話す。
6年前の1956年の話だ。ナット・キング・コールがここバーミングハムに招かれた。白人観客の前で歌う黒人は彼が初めてだった。何人かの男が白人の歌を歌う舞台の彼を襲い、引きずり下ろし、袋叩きにした。
オレグ セリフ原文ママ
ドクターがなぜこの旅に出たのかと尋ねたな?才能だけでは十分じゃないんだ。勇気が人の心を変える。
相手を変えることは、自分が変わる以上に大変だ。同時に、そこには並々ならぬ苦労とリスクがつきまとう。
ドクは暴力を断固否定してきた。暴力では何も変えられない。意味をなさないと。
才能溢れる自身の(演奏の)能力も自慢したことは一切ない。
彼は、人の心を動かせるのは、暴力でも才能でもなく、勇気だと考えている。
事実、その行動にトニーもオレグもジョージ(もう一人の演奏者)も、本作を見ている多くの人間の心も動かされただろう。
すぐに効果は出ないかもしれない。目に見える反応は見られないかもしれない。
しかし、勇気ある行動は必ず誰かの心に届く。
幾つになろうと、私たちは気づいた瞬間に変わることができる。人の心を動かすことができる。本作『グリーンブック』は、こんなメッセージを全く押し付けがましくなく、楽しく感じさせてくれます。
実在するトニーとドクについて
最後に、やはり気になるのが実在するトニーとドクについて。
実話ということだけに、彼らの過去やいく末は気になりますね。
ここでは、モデルとなったトニーとドクがどんな人物だったのかを深掘りする。
トニー・バレロンガ

本名:フランク・アンソニー・ヴァレロンガ
出生:1930年
出身地:ペンシルベニア州ビーバーフォールズ
トニーはイタリア人の両親を持ち、仲間からは「トニー・リップ」とも呼ばれていた。
これは、トニーが口がうまく出まかせばかりで渡り歩いてきたことが由来となり呼ばれたあだ名。
映画の通り、ナイトクラブ「コパカバーナ」でスーパーバイザーとして勤務し、ドクとの仕事の後もここに戻る。この辺は映画と全く一緒だ。
驚くことに、後々彼は”俳優”となる。しかも、不朽の名作『ゴッドファーザー』に出演(結婚式のゲスト役)しているとのこと!これは、コパカバーナで働いているときに、ゴッドファーザーの監督であるフランシス・フォード・コッポラと出会ったことがきっかけとなっている。
家族構成も映画と同じ。誰もが羨むような美人妻ドロレスも、実在する奥さんも本当に美人な方だったそう。また、二人の子供がいましたが、実は本作は息子のニック・バレロンガの話を元に制作されたとのこと。
父親の姿を世界中に功績として残す息子さんは、本当に素晴らしいですね。
ちなみに余談だが、作中にトニーは多くの手紙を書いていた。これも事実とのことで、ニックの元にその手紙も残っている。書き出しの「Dear」を「Deer(シカ)」と書いて突っ込まれていたが、これも本当のことだそう…実在するニックも愛着が持てる人であることが想像される。
ドクター・シャーリー

本名:ドナルド・ウォルブリッジ・シャーリー
出生:1927年
出身地:フロリダ州ペンサコーラ
ドナルド・ウォルブリッジ・シャーリーは作中に「ドクター」や「ドク」の愛称で呼ばれていたが、それは彼が音楽だけでなく、心理学の博士号も持っていたことが由来しているとのこと。
作中でも紹介されていたように、ドクターは2歳半で音楽を始めた。9歳で母親を亡くし、「レニングラード音楽院」にいくためにソビエトに行ったとのこと。それからは、ワシントンのカトリック大学で作曲のレッスンを受け、わずか18歳でデビューを果たした。そして翌年、なんとフィルハーモニー管弦楽団がシャーリーの曲を演奏。1949年にはハイチ政府からの正体を受ける。
まさに、才能の塊のような人物。しかしその一方で、彼が黒人であったが故の苦労も多く、それだけの功績がありながらも基本的な活動の場はナイトクラブが多かったとのこと。
ちなみに、作中で警察官に二人が捕まった時、ロバート・ケネディにドクが電話をして釈放されたシーンがあったが、本当も話とのこと。
映画の後の話となりますが、ドクは1970年代初頭に右手に腱炎を発症。それからは、演奏の回数を減らすことを余儀なくされた。
また、作中でも一部で触れられていましたが、彼はゲイだったとのこと。結婚の経験はあるものの、子供はできずに離婚している。
その後ドクは生涯独り身だったが、トニーとの友情は死ぬまで続いた。なんと亡くなる年も2013年とトニーと同じ年に亡くなっている。
如何でしたか?
これを見ると、実話に対してかなり忠実に作られていることがわかります。
この物語に感動するのも、実在するトニーとドクターがそれだけ魅力的な人物だったからですね。
同時に、未だ世の中には差別や暴力、意味をなさない争い事が蔓延しています。
これを決して他人事とは捉えずに、私たちが何を学ぶかが重要です。温かい未来を作るためにも、お子さんがいる家族にもオススメできる優しい作品です。
受賞歴
アカデミー賞(2019)
作品賞・助演男優賞・脚本賞
ゴールデングローブ賞(2019年)
映画部門 作品賞・映画部門 助演男優賞・映画部門 脚本賞
その他受賞歴
英国アカデミー賞・全米映画俳優組合賞・全米製作者組合賞・ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞・オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞 等
賞が多すぎてどれがすごいのかわからない….」という方はこちら!
👉 映画賞ってどれがすごいの?
ピーター・ファレリー監督の別作品
映画監督:ピーター・ファレリー
・2018年:グリーンブック(監督/製作/脚本)
・2015年:帰ってきたMr.ダマー バカMAX!(監督/製作/脚本)
・2013年:ムービー43(監督/製作)
・2006年:二番目のキス(監督)
・2004年:ふたりにクギづけ(監督/製作/脚本)
・2002年:愛しのローズマリー(監督/製作/脚本)
・2001年:ふたりの男とひとりの女(監督/製作/脚本)
・1999年:メリーに首ったけ(監督/製作総指揮/脚本)
・1997年:キングピン ストライクへの道(監督)
・1995年:ジム・キャリーはMr.ダマー(監督/脚本)
「そもそも映画作りに誰が一番重要なの?」という方はこちら! 👉 映画作りのキーマンは誰?
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※映画配信サービスの情報は2019年11月時点です。必ず公式HPで情報をご確認下さい。


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